バンドルカードは前払い式のVISAプリペイドカードです。カード利用前にチャージをすれば、チャージした分だけカード決済で利用することができるものです。そうとはいえ、クレジットカードとは少し違うプリペイドカード、その性質からクレジットカードとは使えるお店が少し異なります。それではバンドルカードが使えるお店、使えないお店にはどのようなお店があるのかご紹介します。
バンドルカードが使えるお店
誰でも登録するだけですぐに使えることから人気のバンドルカードですが、カードには”バーチャルカード”と”リアルカード”、”リアルカード+(プラス)”の3種類があります。いずれのカードもVISAプリペイドカードなのでVISA加盟店で使えるのですが、カードの種類によって使えるお店に違いはあるのでしょうか?
■バーチャルカード
登録すればすぐに発行されるVISAプリペイドカードです。VISAに加盟している国内外のオンラインショップで使うことができます。オンライン決済専用なので、実店舗で使うことはできません。
■リアルカード
プラスチック製のVISAプリペイドカードです。アプリで手続きをして発行します。VISAに加盟している国内外のオンラインショップ、国内の実店舗で使うことができます。
■リアルカード+(プラス)
プラスチック製のVISAプリペイドカードです。アプリで手続きをして発行します。VISAに加盟している国内外のオンラインショップ、国内&海外の実店舗で使うことができます。この他、ガソリンスタンド、宿泊施設でも利用可能です。
カードの種類によって、”オンライン決済のみ””オンライン+国内の実店舗””オンライン+国内外の実店舗”という違いがあるので、どこで使いたいかによって発行するカードを選ぶと良いでしょう。
基本的に普通にショッピングをするだけなら、お店の決済方法にVISAマークがあるか無いかだけを気にすれば問題なく使えます。
しかしVISA加盟店であってもバンドルカードで購入できないものがあります。例えばギフトで喜ばれる金券やギフト券です。これらの購入は実店舗ではカード決済をすることができません。もし金券やギフト券をカード払いで購入したい場合は、金券ねっとのような一部オンラインショップで購入することができます。金券ねっとならプレゼント用のラッピングも無料でしてもらえるので、急なお祝いなどにもおすすめです。
お店でのショッピング以外にも、
・NetflixやDisney+のような動画配信サービスの支払い
・メルカリやヤフオク
の支払いにも使えます。
PayPalを経由すれば、Google PlayやYouTube Premiumにも使えますし、PayPayやモバイルSuicaに紐づけることもできます。
さらにリアルカードを発行するとスーパーやコンビニ、飲食店、書店、アミューズメント施設などでも使えるようになるので、かなり幅広くさまざまなお店で使うことができるといえます。
バンドルカードが使えない店
バンドルカードはVISAプリペイドカードなので、オンライン/実店舗問わず、VISAに加盟していないお店で使うことはできません。その他、バンドルカードが使えないものは下記のようなものです。
・電気、ガス、水道のような公共料金
・月額の保険料
・高速道路料金(バンドルカードはETCカード発行不可)
・自動券売機での特急券や定期券などの乗車券の購入(バンドルカードには暗証番号がありません)
・IC読取りの端末(暗証番号の入力が必要な端末)
・機内販売
これらの他、一部の電子マネーへのチャージや、お店側で利用を制限している店舗もあるようです。確実に使えるかどうかを確認したい場合は、事前に確認すると良いでしょう。
また、これとは別にバンドルカードの種類によって使えないお店があります。
■バーチャルカード、リアルカードが使えないお店
・ガソリンスタンド、ホテル内の飲食も含む宿泊施設等
・オンラインカジノなど、VISA側が「ハイリスク」と認定した加盟店
そして前述した通り、VISA加盟店であっても基本的には金券、ギフト券はバンドルカードで購入することができないので、購入する場合は金券ねっとのようなオンラインショップを利用しましょう。
まとめ
バンドルカードはバーチャルカードでもオンラインのお店でのお買い物は普通にできますし、サブスクリプションの利用料の支払いや、電子マネーなどにも紐づけられるのでとても便利です。リアルカードを発行すれば街のお店でも使えるようになるので、普通のクレジットカードと変わらない使い方ができるといえます。
クレジットカードでは使い過ぎが心配な方でも、プリペイドカードなら安心して使えるので、カードを持っていない方も検討してみてはいかがでしょうか?