メルペイバーチャルカードとは?使えるお店はどこ?

フリマアプリの「メルカリ」をご存知の方は多いはず。そしてそのメルカリが提供しているQRコード決済の”メルペイ”も認知度は高いと思います。メルペイは実店舗で使えるお店は多くありますが、オンラインショップでは「たくさんのお店で使える」とは言い難いのが現状です。
「オンラインショップでもメルペイが使いたい…」
そんな時は「メルペイバーチャルカード」の出番です。

メルペイバーチャルカードとは?

メルペイバーチャルカードは、フリマアプリ「メルカリ」が提供する、オンライン決済専用のカードです。クレジットカードのようなプラスチック製のカードではなく、メルカリのアプリ上にオンライン決済で使えるカード番号が即時発行されるサービスです。オンラインのMastercard加盟店で使うことができます。
後払いや定額払いにも対応しているので、急に必要になったギフトなどの購入など、お財布がピンチの時にとても役立ちます。

メルペイバーチャルカードでギフトにピッタリな金券や商品券を購入できるショップ

■発行にはメルカリアカウントが必要

メルペイバーチャルカードを使うためには、フリマアプリ「メルカリ」のアカウントが必要です。メルカリのアカウント登録に審査はないので、簡単に登録できます。(この時点で、QRコード決済の”メルペイ”を使うことができます。)

■「メルペイスマート払い」の設定

アカウント登録が済んだら、「メルペイスマート払い」の設定をします。メルペイスマート払いとは、メルペイで支払った代金を後払いにすることができるサービスです。これには審査がありますが、一般的なクレジットカードの審査のような与信審査ではなく、メルカリの利用実績が重視されるので、メルカリの規約に従って普通にメルカリを使っている人であれば、審査に通りやすいといえるでしょう。この時に後払いの上限金額が決まります。(後払いの上限額は、その後のメルカリの取引実績などで上下することがあります。)

ここまでの設定が終われば、メルペイバーチャルカードを発行できるようになり、上限金額の範囲内でお買い物ができるようになります。

■支払い方法

メルペイバーチャルカードはプリペイド式ではないので、前払いではありません。バーチャルカードで使った分の支払いは「メルペイスマート払い(あと払い)」のみとなります。つまり、今月使った分を翌月にまとめて支払うスタイルです。基本的に一括払いですが、支払いを月々に分ける「定額払い(審査あり)」も任意で使うことができます。

メルペイスマート払いの支払いは、下記のような方法で支払うことができます。いずれもメルカリの売上金やポイントを支払いに使うことができます。

・自動引落し

銀行口座登録、かんたん本人確認が完了している人に限ります。毎月決まった日(6日、11日、16日、21日、26日のいずれかの指定日)に自動で引き落とされます。

・ATM、または銀行口座からチャージして支払う

コンビニATMや、銀行口座からアプリに入金して、「メルペイ残高」を支払いに充てることができます。

・コンビニ、ATM払い

コンビニのレジで直接支払うか、店内に設置されているLoppiを操作して支払います。コンビニ、ATM払いは、清算時手数料 (220円~880円) がかかります。

メルペイバーチャルカードが使えるお店

バーチャルカードはプラスチック製のカードではないので、オンライン決済専用です。メルペイバーチャルカードが使えるのは、Mastercardに加盟しているオンラインショップです。Mastercard加盟店であっても、実店舗では使えません。

また、下記のような支払いにはメルペイバーチャルカードは使えません。

  • 海外のオンラインショップの決済
  • SuicaやPASMOなどの交通系ICカードのチャージ
  • 公共料金の支払い
  • サブスクなどの継続する月額利用料の支払い

この他、Mastercard加盟店であっても基本的にはバーチャルカードで、金券や商品券の購入はできません。ただし、金券ねっとなどの一部オンラインショップではメルペイバーチャルカードで金券や商品券を購入することができます。

メルペイバーチャルカードで金券や商品券を購入できる金券ねっと

まとめ

Mastercardに加盟しているオンラインショップで利用することができるメルペイバーチャルカードは、後払いなのでクレジットカードと同じ感覚で使うことができます。また、メルカリのアカウントを持つことにより、実店舗でも使える”メルペイ”と”iD”も使うことができるので、お買い物での利用の幅はとても広いです。そして、支払いにメルカリで得た売上金やポイントを充てることができるのも大きなメリットです。
オンラインショップではバーチャルカード、実店舗ではメルペイやiD…というように使い分けることができるので、メルカリのアカウントは作って損はありません。

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