数あるバーチャルカードの中で、「後払い」という支払い方法をとっているあと払いペイディ（Paidy）。誰でも簡単に登録できて使うことができると言われてはいますが、実は審査があります。このため
「誰でも使えるはずなのに、自分は使えない！」
「審査に落ちた！」
という嘆きの声がネット上にあがっています。果たしてペイディにはどのような審査があるのでしょうか？また通りやすくする方法はあるのでしょうか？
あと払いペイディ（Paidy）にはどんな審査がある？
一般的にクレジットカードを作る場合は、申込者の年収や勤務先、勤続年数、他社からの借入状況、信用情報機関に登録されている情報などから審査をするため、1週間以上の時間がかかりますが、ペイディはメールアドレスと携帯電話番号があればすぐに使えます。このことから「全く審査がない」と思われがちですが、実際は利用ごとにリアルタイムの審査が入っています。
ですから、初めての利用なのに高額な物を買おうとしても、審査が通るわけもなく”今回のお支払いは承認されませんでした”というメッセージが表示されて、決済ができないことがあるのです。そうとはいえ、数千円程度のお買い物であれば、決済できることが多いようです。
問題になるのが、分割払いが可能になる「ペイディプラス」へのアップグレードをする際の審査です。普通のペイディからペイディプラスにアップグレードすると、3、6、12回の分割払いが可能になり、Visaマークのお店でお買い物ができるようになる他、アプリ予算設定機能が付けるようになるので、ペイディをより便利に使うことができるようになります。リアルカードを発行すれば、実際のVisa加盟店舗でもお買い物が可能になります。
ペイディプラスでは、「ペイディカード」というオンラインショッピング専用のバーチャルカードが使えるようになりますが、通常、このカードでは金券や商品券を購入することができません。しかし、一部のオンラインショップではペイディカードでも金券・商品券を購入することができます。急なお祝いや景品の準備をする際にはとても便利です。
ペイディプラスにアップグレードする際には、身分証明書による本人確認が必要になりますが、この申し込み時に審査が入ります。クレジットカードほど厳しい審査ではないようですが、信用情報機関に登録されている情報や返済能力の有無などを加味して判断しているようです。この審査の結果から、ペイディプラスの利用の可不可や、利用限度額などが決まります。
あと払いペイディ（Paidy）の審査に落ちるのはこんな人
ペイディの審査の基準は公開されていませんが、審査に落ちる要因として下記のようなことが考えられます。
・限度額を超えた場合
ペイディの新規ユーザーの利用限度額は低く設定されています。利用実績が無いにも関わらず、最初から高額商品を買おうとしても審査は通りません。ここから利用実績を積み重ねて限度額を上げていきましょう。
・ペイディの利用実績が少ない
全く知らない赤の他人に、お金を貸すことができますか？
普通のペイディなら、利用限度額は低いものの比較的誰でも使うことができるので、まずは「繰り返し利用してしっかり返済する」ということを続けて、利用実績を作りましょう。全くの新規ユーザーは審査に通りにくくても、しっかりした利用実績があれば審査に通る可能性は十分にありますし、限度額アップにも繋がります。
「特に今すぐ欲しい物は無いけど、とにかく早く実績を作りたいなぁ…」
という場合、金券や商品券を買ってみてはいかがでしょう？金券や商品券なら、好きな時にお店で好きな物を購入することができます。
ただ、ペイディを使って金券や商品券を購入できるお店は限られています。「金券ねっと」ならペイディで金券・商品券を購入することができますよ。
・ペイディの滞納歴アリ
ペイディの利用実績があったとしても、過去に支払いを滞納したことがある、または現在滞納している人が審査をクリアできるとは考えにくいです。もし支払いの滞納をしている場合は、今すぐに支払いましょう。
・金融事故を起こしている
ペイディプラスを申し込むと、ペイディは指定信用情報機関の「CIC」の情報を照会すると言われています。CICとは、株式会社シー・アイ・シーが運営する個人信用情報機関です。
このため、他のクレジットカードなどでの滞納歴があったり、いわゆる「金融ブラック」の人は、ペイディプラスの審査に落ちる可能性があります。しかし、ネットでは金融事故を起こしていても「審査に通った」という人もいるので、100％審査落ちするとは言い切れません。
まとめ
ペイディは確かに審査はありますが、その基準はクレジットカードよりも低く設定されているようです。金融事故を起こしていても審査に通っている人がいることから、ペイディでは独自の審査基準を設けていることが考えられます。もし審査に落ちてしまった場合は、まずはこれまでの利用実績を振り返ってみましょう。そして、コツコツと良い利用実績を積み重ねれば審査に通ることは十分考えられますよ。
