ウルトラペイカードでお会計をしようとしたら、エラーで決済ができない…焦りますよね。オンライン決済ならまだしも、お店のレジでエラーが出て支払いができない場合は、頭の中が真っ白になってしまうものです。
「前回のお買い物では普通に使えたのに、なんで今回は…？」
という場合は、これからご紹介するいくつかの点を確認してみてください。
ウルトラペイ（ultra pay）が使えない原因
ウルトラペイカードが使えない原因はいくつか考えられます。それでは、具体的にどのような原因があるのか見ていってみましょう。
残高不足
ウルトラペイは、前払い式のプリペイドカードです。つまり、カードを使ってお買い物をする際には、あらかじめウルトラペイにチャージした残高を使って決済を行います。これから使おうとしている金額よりも残高が下回る場合は決済ができません。カードを使う際には必ず事前に”利用予定の金額よりも多い金額”をチャージをして、残高不足にならないように注意しましょう。
カード情報が間違っている
インターネットショップでお買い物する場合は、カード番号などの情報を入力する必要があります。大文字小文字が間違っていたり、1文字でも誤りがあると決済ができません。
ネット決済がうまくいかない場合は、入力したカード番号、カード名義人、有効期限、セキュリティコードが合っているかどうかを再度確認してください。
非対応の読み取り端末
実店舗でお買い物をする際に起きる問題です。ウルトラペイのそとなカード（国内）、そとなカード＋（国内外）は、ICチップが搭載されていないので、ICチップ対応のカードリーダーでは決済することができません。会計をする際には店員さんに「磁気カード（カードリーダーの横の溝にスライドさせるタイプのカード）」であることを伝えて対応してもらいましょう。
ウルトラペイが使えないお店
ウルトラペイカードは、原則としてVisa加盟店であれば利用可能ですが、一部のお店やサービスでは利用できない場合があります。
利用できないサービスとしては、ガソリンスタンド（セルフ含む）、宿泊施設、公共料金、航空会社、保険料の支払い、月額の定期支払い、高速道路料金、自動券売機などの暗証番号が入力が必要なもの、IC読取りの端末（暗証番号の入力が必要な端末）、本人認証（3Dセキュア）の必要な加盟店、オンラインカジノ、FX、証券、仮想通貨業者などが挙げられます。なお、ギャンブルや金融商品を販売する加盟店は利用できません。
またお店によってはプリペイドカードの利用をブロックしている場合もありますので、心配な場合は事前にお店に確認をすると安心です。
そして注意が必要なのが、金券や商品券の購入です。金券や商品券はVISA加盟店であっても基本的にはカードで購入することができません。ただし、一部のオンライン金券ショップであれば購入が可能です。ウルトラペイで金券や商品券を購入したい場合は、そのようなオンラインショップを利用すると良いでしょう。
ウルトラペイ（ultra pay）の利用制限がかかるケース
ウルトラペイカードが使えない主な原因をいくつか挙げてみました。これらに全て対処しても使えない場合は、これとは別の問題が起きている可能性があります。
まず考えられるのが、不正利用を疑われた場合です。
ウルトラペイカードは、セキュリティの観点から、カード情報の誤入力回数に制限が設けられています。一定回数の誤入力があると自動的にカード利用制限がかけられます。この場合、再度カードを利用するためには本人確認が必要となります。このような制限は不正利用を防止し、カード情報の安全性を高めるために設けられています。
それ以外では、利用限度額を超えてしまった場合が考えられます。ウルトラペイには「でじなカード」「そとなカード」「そとなカード＋」がありますが、それぞれに利用限度額が設定されています。
でじなカードとそとなカードの利用限度額は、
・1回の利用限度額：10万円
・1日の利用限度額：12万円
・1ヶ月の利用限度額：12万円
そとなカード＋は
1回の利用限度額：50万円
1日の利用限度額：50万円
1ヶ月の利用限度額：100万円
です。これを超えた場合は、利用制限がかかることがあります。
まとめ
「ウルトラペイが使えない！」と思っても、慌てずにまずは残高やカード情報などを確認してみましょう。それらが全てクリアになっても使えない場合は、利用者側だけでは解決できない問題が起きている場合があります。なぜ使えない状態になっているのかがわからない場合は、ウルトラペイのサポートデスクに問い合わせてみましょう。
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